- バイケミニュース -
| バイケミニュース最新号へ戻る |
2011年11・12月号
竹肥料農法バイケミ農業セミナー
農業の原理原則講座 基礎編のご案内
バイケミニュース編集部
一昨年2009年9月に「竹肥料農法−バイケミ農業の実際」を発行以降、同書によるバイケミ農業講座や、昨年9月から3ヶ月間300時間のバイケミ里山農業新規就農講座を開催し、バイケミ農業の普及と啓蒙に努めてきました。受講された方の中から、これまでの講義内容以上に、バイケミ農業の持つ意味を更に強調して、且つ素人でも分かり易い講座開設の要望が有り、検討いたしました。
これまで竹肥料農法の小型の本を手にして、皆さんが言われたのは、稲作、野菜、果樹の農業全般に関して、その原理・原則と基本栽培法に対する考え方は共通で分かり易く、また我々の指導も竹肥料農法の本で講義して、植繊機を運転して実験圃場で竹肥料の地表面施肥の実際と3点セット(過燐酸、硫安、硫酸マグネシウム)の意義と施肥方法を実習してもらい、後は自分が実際に栽培する作物特性は農文協の「そだててあそぼうシリーズの絵本」を参照するように薦めて来ました。
今回のご要望に対して、先ず竹肥料農法の本の中では、結果のみに留めて簡略化している原理・原則部分を取り出して、その詳細、背景などを解説する農業の原理・原則講座の基礎編を企画しました。農業の原理・原則ですから、全ての農業に共通した内容であることと、更にバイケミ農業での応用実績事例を紹介して、農業に関係・関心がある方には、容易にご理解頂けるように心がけました。下記のようにご案内いたします。
1.バイケミ農業セミナーのご案内
- (1)講座名 竹肥料農法−バイケミ農業セミナー 農業の原理・原則講座 基礎編
- (2)開催予定、全6回(平成23年11月〜平成24年4月の第3土曜日の月1回)
- (3)開催日時:第1回 平成23年11月19日(土)9:30〜16:30 (12:00〜13:30休憩)
- 第2回12月17日、第3回平成24年1月21日、第4回2月18日、第5回3月17日、
第6回4月21日、 各時刻は各回とも同じ
- (4)講師:高木康之 「竹肥料農法−バイケミ農業の実際」の著者
- (5)場所:三木ホースランドパーク エオの森研修センター(兵庫県三木市別所町高木)
- 電車:神戸電鉄 恵比寿駅下車 みっきぃバス[三木別所観光ルート便]
- 車 :山陽自動車道 三木小野ICより国道175号線を明石方面へ約3q(駐車場無料)
- (6)費用:1回5000円(レジメ、資料類は含む)、6回一括又は各回ごとは自由
- テキスト「竹肥料農法−バイケミ農業の実際」は有料1470円、お持ちの方はご持参下さい
- (7)申込み及びお問い合わせ
- 株式会社バイケミ 担当者:西田
Tel 078-965-2021 Fax 078-965-2022
E-mail:nishida@bichemi.co.jp
- 尚 E-mail、FAXでお申し込みの場合は次ぎの事をお書き下さい
- お名前、ご住所、ご連絡先電話番号、E-mailアドレス(必須)
- 希望講座 回数(必須)、6回全ての場合も明記。(必須)
- 差し支えなければご職業と参加動機等をご記入下さい。(自由)
2.講座「竹肥料農業−バイケミ農業−セミナー農業の原理・原則講座 基礎編」の内容
※内容は一部差し替え、変更する場合がございます。
趣旨
- 現在有機・自然農業を始め種々の農業がある。農業は一見カオスに見えても、全農業に共通した普遍的原理・原則がある。
- 原理・原則は自然界の生態系に基づくもので、バイケミ農業理論はそれを農藝化学(生化学)理論で展開したものである。
- 講座内容に客観性を持たせるため情報出所、引用文献を示し、短文の文献は全文引用する。
- 講座ごとに質問、要望を受け、セミナー方式でお互いに質疑する。
第1回目 農業の基礎知識 農業とは(農業と農学)平成23年11月19日(土)
- ●ガイダンス 農業の原理・原則とバイケミ農業の説明
- 講座趣旨 「竹肥料農法」のハイライトで原理・原則説明
- 農書と農学書の変遷 会津農書、農学階梯(稲垣乙丙)、農藝化学(ファーブル)、農業者の栞
- 農業とは、農業に関する下記基礎項目
- 農業の起こり 焼畑(ビデオと解説)と刈敷・青刈敷(水田)
- 縄文時代の焼畑、弥生時代の刈敷に見る、現代に通じる農業の原点
- 人造里山の例 江戸時代武蔵野(現埼玉県)三富新田の里山開拓1694年
参考資料 カッチキ百姓
- 農業と農作物 大井上康(巨峰開発と栄養周期説者)と橋本清文(バイケミ農業創始者)
- 農業の公理と哲学
- 生物の生存条件は空気の存在が必須
- 農業は自然の草に学び、最高の農業は自然の植物生態系の保持が出来る農業
- 農業の原理・原則(バイケミ農業通論の5原理・原則の説明)
- 農業文化論
- (1)農業漢字 漢字の象形に農業の意味を学ぶ
- (2)農業格言
- (3)農業は文化
- 農学と農業
- (1)盛永俊太郎:私と農学、綜合科学への道、人間のなりわいの学 1973年
- (2)ベイリー:農業原論 1898年
- (3)新渡戸稲造:農業本論 1898年
- (4)橋本清文:賢人農業への道標 2004年
第2回目 植物の栄養摂取と生長(農作物の栽培)平成23年12月17日(土)
- ●発芽(発根)と生長の生理、発芽環境(光発芽・暗発芽)
- 稲もみ組成、親からの養分と発芽後の吸収養分、子葉の役目が重要
- ●植物の構成成分をみる 構成16元素とその効用
- 主要構成成分の供給源は空気(炭酸ガス)と水、微量成分
- ●物質学は化学である 元素→原子→分子→細胞 有機物と無機物の区分
- ●植物は成分をどんな食べ方で吸収して養分にするか
- ガス態と水溶態(イオン態)
- 根の養分吸収の模式図
- 植物細胞膜浸透圧現象と菌根共生
- ●肥料とは何か
- 糞し・肥しと肥料
- 成分と養分(土壌分析に基ずく施肥計画の限界)
- 有機肥料と無機肥料(化学肥料)の本質の違い
- ●農作物生長管理は施肥で無く、植物の吸収管理、品質は吸収成分の質と量とバランス管理。
- ●水の機能と効用(炭水化物の主要源)
第3回目 自然界植物系生物資源の生成と分解 平成24年1月21日(土)
(農業は自然界物質循環中の人間の健康維持の中核手段)
- ●ハワードの土壌と健康(Farming and Gardening for Health or Disease)
- ●自然界での植物系生物資源の生成と分解
- 原料資源、生合成(光化学反応)、分解(微生物関与)
- ●植物の物質代謝と生合成
- ●生物圏と非生物圏=有機物・無機物の循環(太陽と微生物)
- ●腐蝕 微生物の挙動
- 菌根菌(菌根共生、VA菌)、EM菌、微生物の腐蝕担当
- ●腐植・腐蝕の意味
- ●農業と微生物
- 微生物による微量元素の可吸態化
- リン溶解細菌と燐酸の肥効
第4回目 自然(植物生長)エネルギーと気候風土論 平成24年2月18日(土)
- ●Nature(自然の森羅万象で絶対不可侵)とNatural(自然の利用)
- ●自然と天然の意味
- ●東西の農業文化と自然エネルギー
- ●農業に利用される自然エネルギー 大気、空気、精気、生気、地気
- ●自然エネルギーの本質
- 大氣圏(太陽、月、地球、海洋、気流)エネルギーと浮遊する微粒・微量元素
- ●三澤勝衛の風土論
- 大気と大地の接触面が、農業が営まれる農地で、気候風土が農業の成績・結果を支配する。
- ●露地農業と施設農業の違い
第5回目 土壌の肥沃性 (土つくりの本質) 平成24年3月17日(土)
- ●有機農業の土つくりの意味について
- マルハラ農園での戦後開墾土壌からバイケミ農法に至るまで
- ●自然界の有機物腐蝕のメカニズム
- ●地表面有機物層(地表面酸化層)の意味は風土の形成である
- ●ハワードの腐植の本性(新鮮な有機物の意味)
- ●ハワードのインドール式堆肥と原料の前処理から植繊機開発のヒントを得る
- ●耕耘と土壌空隙の確保の意味
- 酸素、水分、好気性環境の形成保持と根が生長する空隙の確保
- ●土壌の肥沃性(作用性、耐久性、免疫性、生殖性、栄養性、物理性)
第6回目 農業・農法の変遷と最近の話題 平成24年4月21日(土)
- ●農法の原則の変遷 自然界の植物生長、農業の始りと変遷、バイケミ農業
- ●農業用語 表面・表層施用とバイケミ地表面酸化層の意味の歴史的考察
- ●農業2000年の変遷(アリストテレス、テーア、リービッヒ、ハワード)
- ●西洋農法と日本農法 リービッヒの日本農業の評価
- ●最近の自然農業(岡田茂吉、福岡正信、他)について
- ●最近の農業の話題
- 放射能汚染物質(セシウム、ヨウ素)の農芸化学
- 野菜硝酸塩問題
- 野菜の味覚と栄養価(味認識装置)
- 世界人口70億人到達とTPP問題
- ●質問の総括 自由討議
以上
バイケミの主張 | 特許・登録商標 | 日本農業の課題とバイケミ農業 | バイケミ農業の基本 | バイケミ農業塾・実験圃場 | 生産者のご紹介 | 関連リンク集