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- 株式会社バイケミ創設者 橋本会長の主張 -
「竹肥料農法・バイケミ農業の実際」(農文協発行)書店で発売中

橋本会長・・「日本農業の再興」執筆中
2004年3月 「賢人農業への道標」(講話録に採録)執筆中の橋本会長。2006年9月30日逝去

農業関係各位様 「竹や草の生肥を施用するに当たっての豆知識」

 竹や草の生肥を農業に施用するに当たって先ず知っておくべきことは、現行の国内農業は、敗戦直後の混乱期に、アメリカの機械化農業が文明農業であると錯覚した農政や農学が、高温多湿気象で土壌水分が高く排水農業を行っている日本へ、乾燥気象で土壌水分が低く潅水農業を行っているのアメリカ農法を導入し、不用意に普及させたのが現行の国内農業である。

 この気象や土質の違いを考慮しなかった農法の間違いが、作物の食用価値を低下させ、消費者が安全で美味しい作物を要望するようになって、約50年の経過を見るが未だに農法の改善が進まず、自然や生物環境の破壊や、河川や湖沼の水質汚染を進め、国内農業衰退の原因になっているのは否めない事実である。

 元来、人々が食用する健康的な作物は、地球上の全ての動物が口から栄養成分を摂取して、不要物を肛門から排泄する生理の原理が未来永劫に不変の哲学であるように、農作物も、自然界の草木が葉や生体を落葉や枯草などを遺体にして、地表の接地面から大気中の自然エネルギーを吸収した腐蝕物を摂取して健全生長する植物の生態系を順守した農法の実践がなければ、如何に努力を傾注しようとも、消費者が要望する安全で美味しい作物の生産は不可能である。

 最近有機物を腐敗させ、有機物の基礎成分の炭素と水素がメタンガスとなって放出した、有機物の粕となった完熟堆肥を土壌中に投与する農業が有機農業と呼ばれているが、これらは有機物粕農業とでも言うべきものであり、堆肥中の窒素が有害性の亜硝酸態窒素となって肥効するので、作物の生体や葉は肥大するが、有害作物となり、更に堆肥中の腐敗菌が土壌中で増殖して、連作障害の原因になっている。
 真の有機農業とは自然の厳しい環境に耐えて、元気に生長する雑草などに見るように、自然エネルギー 1.大気(太陽光と温度) 2.空気(一酸化窒素と酸素) 3.精気(マグネシーウム及び亜鉛を始めとする海洋性気体鉱物質イオン) 4.生気(紫外線、地表面上の一酸化炭素、及び好気性微生物による作用) 5.地気(土壌中の磁気、電気、水蒸気、通気)などが、統一した有機的な機能の下に、健全生長している植物の生態系を順守した農業のことである。
 自然エネルギーを活用する有機農業では、作土の表面下2〜3cmの表土層に酸化層と云われる通気性の有る土壌層が生成されるが、作物はこの酸化層に、地表と平行して伸長する横根で空気と伴に自然エネルギーを摂取して、消費者が要望する安全安心で美味しい作物を生育するのである。
更に植物の生態系中の落葉や枯草が大気中の一酸化窒素によって微生物の餌となって腐蝕して肥効物となるには、1〜2年の歳月の経過が必要であり、3〜4ヶ月で収穫する農作物の生育期間に合わないので、作物の生育期間にように、生の有機物を繊維と木質に分離して綿状にしたのが植繊機で造った生肥である。

 病害の発生もなく健康生長して、安全安心で美味しく健康的な作物の多収穫を望むならば、酸化層に伸長する横根の派生量を増やし、空気の摂取量を多くする農法の実践が必須であり、その為には自然界の植物の生態系に見られるように、常に生肥が作土の表面上に存在して、常に自然エネルギーを吸収する農法や腐蝕を早める窒素成分の施用法の研究が必須である。

 最近消費者の食の変化から米の消費が落ち込む中で、美味しい米の需要が増え、竹の生肥で栽培した活地気米が、評判の魚沼産のコシヒカリより食味値で10〜15高く、美味しさが勝ることから、行政が農家の減少を喰い止める策として、活地気米の生産農家を増やそうとする自治体が増えている。

 又、梨や桃、ブドウなどの果実の生産では、過去の通常農法による平均的な収穫量の3〜4倍の収穫があることが判り、更に果実糖度が1.5倍以上と高く、果体も10〜20%大きくなることが知られるようになり、植繊機や、造られる生肥の施用量や施肥法の問い合わせが殺到し、事務処理が輻輳しております。

 つきましては生肥を施用する農法を習熟したい方は、ご無理でしょうが当方まで足をお運び頂ければ幸甚と考えておる次第です。

株式会社 バイケミ
会長 橋本清文
(2005年3月記)

 本文はバイケミ農業-通論の巻頭文の引用で、「植繊機で解繊した生肥を使用する農業」という60年間掛かって集大成したバイケミ農業の本質を、バイケミを訪れるお客さま用に平易に説明したものです。

 この文から今後バイケミ農業のキーワードとなる言葉は下記の通りです。
「日本の気候・風土=高温多湿、排水農業」 「生物生理の原理、原則」 「生肥(※)と堆肥」 「完熟堆肥」 「硝酸態窒素」 「自然農業―NatureとNatural」 「自然エネルギー」 「表土の酸化層」 「横根と空気の吸収」 「植繊機と生肥(※)」 「竹の生肥(※)」 「活地気米」
※生肥:自然エネルギーの吸収剤で肥やし農業の必須資材

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